土津神社会津藩ゆかりの神社で
歴史を感じる木々に癒される

磐梯山南東の麓にある会津藩初代藩主保科正之公を祀った神社。大きな白い鳥居をくぐると、正之公ゆかりの長野県高遠から贈られた固有種の桜や、九代藩主松平容保公が京都守護職を務めた縁で京都から移植されたと伝わるイロハモミジ、樹齢400年といわれる五葉松など、歴史を感じさせる木々が清々しく境内を彩ります。厳かな場所ながら、猪苗代湖に逃げて行かないように向きを変えられた石の亀の伝説や、拝殿からのぞく人懐っこそうな招き猫、参拝者が思い思いに顔を描いたこけしの絵馬など、ほっこりする場面もあり、どこか人の想いのあたたかさを感じられる神社です。